「消費税廃止が日本を救う！『ザイム真理教』を越えて」
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森永卓郎氏
経済アナリスト。
経済企画庁総合計画局勤務などを経て、獨協大学経済学部教授を務める。専門は労働経済学と計量経済学。堅苦しい経済学をわかりやすい語り口で説き、政府の間違った経済政策・財政政策を鋭く追及している。テレビ・ラジオでも大活躍中。
代表的な著書に『ザイム真理教－それは信者8000万人の巨大カルト』『消費税は下げられる! 借金1000兆円の大嘘を暴く』など多数。
レポート🌟
特別版 全国オンライン勉強会【森永卓郎氏】2024.9.14（土）
緊急特別企画！！
いつもは月に一度、基本的に金曜の21時から開催の全国オンライン勉強会ですが、今回は特別版として行いました✨✨
講師にお迎えしましたのは、「ザイム真理教」の著書でも知られる経済アナリスト、森永卓郎氏！！✨
消費税廃止と積極財政について、1時間限定でのライブ配信！
そして、移動日で街宣はお休みだった代表も冒頭にご参加されました！
始めに、山本代表からのご挨拶😊
皆さん、こんにちは。今日は特別なゲストとして森永卓郎さんをお迎えしています。森永さんは、日本経済が悪化する前からずっと警鐘を鳴らしてきて、日本を壊す政治家に対しても、事実を明らかにしながら『このままではまずい』と訴え続けてきました。そして今、本当に日本はヤバい状態にあります。今後どうすべきかについても森永さんから学ぶ機会となりますので、本当によろしくお願いします。
続きまして、くしぶち本部長より
山本太郎代表が森永卓郎さんの魂をれいわの議員だけじゃなく、ボランティアにも、支持者のみなさんにも、本当にしっかりと心の中に全身に残したいっていう強い思いが実現して、森永さんが引き受けてくださったことで今日があります。
本当にありがたいですね…！(´；ω；`)ｳｩｩ✨
それでは、森永氏の講演スタートです🌟
🌟日本経済の低迷原因とアベノミクスの評価
1990年代から日本経済はデフレ。アベノミクスによる金融緩和で一時的に消費者物価が回復したが、2014年の消費税増税（8%）により再びデフレに戻ってしまう。消費税の度重なる増税（5%、8%、10%）が実質賃金の低下を引き起こし、国民の生活を厳しくしている。
🌟国民負担の増加
消費税導入後、直接税や社会保険料の負担が大幅に増加しており、世帯主の手取り収入は30年前よりも減少。経済成長が停滞している原因として、消費税の増税が大きな要因。
🌟財政の真実
財務省は、日本の国債残高が世界最悪の水準にあると強調しているが、実際には1,661兆円の負債に対して、1,121兆円の資産も保有しており、純粋な負債は約540兆円。しかし、これも日銀が国債を購入することで、実際の借金はほぼ消えており、実際には日本は世界で最も健全な財政状況にあるとのこと。にも関わらず、財務省はそれを隠し、さらなる増税を推進しようとしている。
🌟消費税と増税の矛盾
日本政府は、消費税増税が必要だと主張しているが、アメリカなどの消費税がない国々でも財政運営は可能であり、日本の財務省の主張には疑問が残る。アベノミクス期には日銀が年間約70〜80兆円の国債を購入しており、その結果、経済的な問題は一時的に解消された。しかし、その後の財政政策は主に借金返済に使われ、社会保障などの国民への還元は進んでいない。
🌟日航123便とはなんだったのか
1985年8月12日、羽田を出発した日本航空123便が、伊豆半島上空で機体後部から異音が発生し、操作不能状態に陥った。この原因は、政府によるとボーイング社の修理ミスで圧力隔壁が破損したことだとされている。機体は横田基地に緊急着陸しようとしたが、最終的に墜落。多くの証言によれば、自衛隊のファントム機が日航123便を追尾していたという。だとすると、日本政府は、当初から墜落現場を完全に把握していたことになる。
🌟疑われる政治的処理と日米関係の変化
この事故により、当時の中曽根総理がアメリカとの取引を行い、事故原因を修理ミスとし、自衛隊の失態を隠したという説がある。この結果、日本はアメリカに多大な借りを作り、その後のプラザ合意などで極端な円高がもたらされ日本経済に大きな影響を与えた。他にも、日米半導体協定や年次改革要望書の枠組みが決められ、竹中平蔵らが登場し、日本の経済政策はアメリカの思惑通りになっていく。不都合な真実を明らかにしなければならない。
上記が森永氏からお話いただいた主な内容です🌟
こちらのスライドを見ただけでも、日本の異常事態は一目瞭然ですね。(;´･ω･)
森永氏の講演内容に驚きと戸惑うばかりです💦
そして、質疑応答の時間へ☆
今回は15分ということで、ひとつひとつがより凝縮された内容でした！
沢山のご質問をいただきましたが、れいわ新選組として、今後どのように闘っていくのかという質問に絞ってご紹介します。
- 消費税廃止を実現するため、財務省の影響力を削ぐにはどのような改革が必要ですか？私たちはどのような戦略で闘っていくべきでしょうか？
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財務省の影響力を削ぐには、一部キャリア官僚のカルト的な影響力を潰すことが重要です。方法は2つあります。1つ目は、国税庁を財務省から完全に分離させ、まともな徴税機関の「歳入庁」を創設することです。これにより、税務調査を利用して政治的な圧力をかける手段を失わせます。2つ目は、財務省の官僚が天下りを一切できないようにする改革です。これらの改革が進めば、癒着が無くなり、財務省の影響力を大幅に削減できると考えています。
また、消費税についてれいわ新選組と同じ志を持っている人は自民党や立憲民主党の中にも存在します。ただし、その数は全体の1〜2割ほど。そのため、政党の枠を超えた仲間を集めることが最短ルートだと考えています。安易な政党同士の共闘ではなく、本当の仲間と連携して、進めていくべきです。 - れいわ新選組の経済政策として消費税廃止の他に訴えるべき政策があれば教えてください。
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都会的な視点が強いという印象です。資本主義の終焉後は地域の小さな経済循環が重要になると考えています。地域で自給自足的な循環を作ることで格差や貧困を減らせるでしょう。今の日本の国土政策、特に太平洋ベルト地帯への人口と付加価値の集中は失敗で、もっと地方に分散させるべきです。
- 財務省の権限を削ぐために、国務大臣や副大臣が予算配分を行う委員会を設立すべきではないかという提案がありますが、森永先生はどう考えますか？
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官僚は非常に高い能力を持っています。おかしくなっているのは財務官僚だけなんです。官僚の力を活かしつつ、経済企画庁のような総合調整官庁を復活させるべきだと考えています。その際、財務省を関与させずに運営することが現実的な解決策だと思います。
次に、今回の勉強会について、SNSでのご感想をご紹介します👇
つぶやいてくださったみなさま、感謝です☆
◆『書いてはいけない』を読んだときも衝撃だったけど、その内容をさらに詳細に、著者本人である森永卓郎氏の生の言葉で直接聞けたのは得難い経験だった。
◆勉強会良かった〜❤
バラバラにゲリラで闘う強み！
一番自分と近い闘い方が聞けて嬉しかった☺️
◆おもしろかった〜
日本の借金は（実質）ゼロ！
消費税は最悪！
途中ずーっと森永さんの額から上を見つめてた🤣
森永卓郎さんありがとうございました！
最後にくしぶち本部長より、
森永さん、本当に今日は貴重なお時間をありがとうございました。財務省の真実、そして日米関係における不都合な真実ということを我々がしっかりと受け止め、今後どう行動するかっていうことが問われた講演でしたね。
『書いてはいけない』のご著書の帯、こう書いてあるんですね。『命あるうち、この本を完成させ、世に問いたい』と。これを問うていただいたわけですから、私たちは同じ時代に生きる者として、れいわ新選組が先頭に立って、今日のご講演の内容を、今度は私たちが世に問う番だという気持ちを強く持ちました。
とのコメントをいただき、勉強会は終了☆
今回の勉強会を通じて、様々な新しい視点や驚きがありました。
日本経済の現状や、日本の財政破綻のウソについて、具体的なファクトに基づいた深い分析とお話が素晴らしかったです！
山本太郎代表もいつも街宣でおっしゃっている消費税の影響で国民負担が増えて経済衰退している点、日本の財政は破綻しないという点。この真実を一刻も早く皆に知らせていかないとですね！(; ･`д･´)
積極財政で、人びとの生活を救えるんだ！！
森永氏がおっしゃっていた通り、本来リベラル政党は積極財政で国民の生活を守るべきです。しかし、日本では財政均衡主義が主流で、特に立憲民主党が消費税引き下げを否定したことは非常に残念です。政党の枠を超え、消費税減税派の議員個人と連携して、早急に消費税のない日本を実現してほしい…！
れいわ新選組への期待と責任が、ますます大きいと感じました。
日航機123便についてのお話は衝撃的でした…。
森永卓郎さん、そしてご参加のみなさま、土曜の夕方でのお忙しい中、ありがとうございました🌟
森永卓郎さんの著書もぜひチェックしてみてください！
↓
〇マンガ 誰も書かない「真実」 日航123便はなぜ墜落したのか – 宝島社
2024/7/29
〇書いてはいけない 日本経済墜落の真相 – フォレスト出版 2024/3/9
〇ザイム真理教 それは信者8000万人の巨大カルト – フォレスト出版 2023/5/22
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